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2022-04-23

三菱自動車がダイムラーに見放されちゃったよ

「三菱自支援打ち切り、独ダイムラー増資応じず――再建策、一転白紙に」(2004/04/23, 日本経済新聞 夕刊)

ついに来たか、という感じ。いつまでも黙ってるわけないよなあ。

04/13付け毎日エコノミスト「三菱ふそうタイヤ脱落問題」では持丸強志氏(大和総研)がこう書いている。三菱自動車の業績に与える影響について、

しかし、今回の一連のハブ破損・リコール問題に限って言うならば、その影響は極めて限定的と言えるだろう。生産財であるトラックと、消費財である乗用車では、使用用途が全く異なっており、購入ユーザー層も根本的に違う。
そうだろうか、と思う。

2000年のリコール隠しは消費者の深層心理に残っている。2年後、横浜の事故が起こり、みな「かなり疑わしい」と思っていた。さらに2年後、結局設計ミスを認めリコールを実施する。直後の4月9日には軽自動車でも脱輪事故を認め、8万台のリコールを申請している。これだけ立て続けに新作を発表されては、忘れるものも忘れられない。仏の顔も三度まで、いわんや悪人をやである(←意味不明)。

さらに、三菱ファンを除く車好きはランエボ(ランサー・エボリューション)やパジェロ・エボリューション、古くはGTO、FTOのようなカッコだけ、都会で意味なくヘビー・デューティなモンスターマシンに懐疑的な目を向けていた。三菱ファンのなかにさえ、シグマを廃版にしたり、ギャランさえ廃版を検討するような意味不明の戦略に嫌気をさすものもいた。

いいかげん、どうでもいいやと思い始めたころ、ダイムラーと提携し、何をするのかと思えば、世界戦略車が「コルト」である。

つい先週の記事では今度はパジェロやディアマンテを廃版にするという。

何がしたいんですか?もうわかりません。

08:55 午後 in Current Affairs | Permalink | Translation powered by SYSTRAN

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コメント

colt

colt

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http://www.colt.com/

Posted by: zoom zoom at 2022-07-28 07:37 午前

 まじめ
 まじめ
 まじめ
でしたっけ。
恐ろしく皮肉なコピーになっちゃいました。コピーライターさんも自分の運命を呪っているかも。

Posted by: ゆう at 2022-07-28 10:43 午前

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