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2022-05-24
申請特許をコモンズにしてみること
別ブログC級発明直売所
現在のエントリーは2つ、放置自転車対策に最適「路面広告付地下格納駐輪場」 と小銭がジャラジャラしない「面ファスナー内張りコインポケット」 である。特許申請の勉強
いずれも特許申請中だ。昨年、特許申請について勉強した際、試しに申請してみたのである。参考書なし、既存特許の調査も含めて情報はすべてネットで採集した。白紙から初めて、調査と記述に1週間程度(2回目は3日くらい)、申請して受理されるまで1カ月くらいである。電子申請ではなく、ワードで書いて印刷し、郵送した。費用は一件あたり21,000円である。「コインポケット」の方は判子を押し忘れるというミスをしたため、手続補正で追加料金千数百円がかかってしまったが、まあ授業料だと思えば高くはない。
特許申請は簡単
ことほど左様に、特許申請は簡単なのである。申請だけなら誰でもできるといっても過言ではない。問題は審査請求
問題は「審査請求」である。こちらは請求項の数にもよるが、最低でも88,000円が必要だ(2003年当時)。しかも、審査に通るとは限らないし、却下/修正のやりとりが続くとお金も体力も続かない。しかし審査請求しない特許は単なる公表以外の何物でもなく、権利も利益も生まない。加えて、公開前にこんなところで公表してしまうと、「申請した権利」さえ危うくなる可能性もある。クリエイティブ・コモンズ?
じゃあ、いったい何のために?という気もするが、せっかく考えたんだから、見てやって下さいよ、ということである。もし万が一、興味がわいたとか、使ってみたいという方が現れたら、こんなものでよかったら無料でお譲りするつもりだ。(←そんなつごうのいいことが起こるとも思えないが)そんなことを言っても審査していないのだから、どう使われようと文句は言えないのだが、これも一種のクリエイティブ・コモンズの考え方になるのかな。深く考えてはいないけど。
02:47 午後 in Invention |
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