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2022-06-14

ハンドサイクル型車椅子

フランスベッド、世界初のハンドル駆動型医療用三輪車いす(nikkeibp.jp - 注目のニュース)

フランスベッドのリハビリ用三輪車椅子。

惜しい。リハビリ用ということで、どう考えても身障者には無理な駆動になっている。

拙案「視点を高く保つ車椅子」のイラストには駆動部分がないのだが、一応考えはしていて、手こぎのペダルがいいのではないかと思っている。理由は、

  • 後輪を小さくするため、車輪を直接回せない。
  • そもそも車輪を直接回すのは効率が悪く、電動アシストの駆動にも制約がある。
  • 手こぎのペダルならば、チェーンやギアで最適な運動効率を求められ、電動アシストの組み込みにも自由度が出る。
というところ。

手こぎの車椅子は「ハンドサイクル」といって、1つのジャンルになっている(参考:「オーダーメイドによるハンドサイクルのデザイン・開発」)。ただし、ほとんどすべて、手を前面(胸の前)で回す仕組みだ。

これには少々問題がある。

  • 腕を常に上げている状態なので、疲れる。力が入りにくい。
  • 駆動装置が前面に出ていて、隠せず、見た目が悪い。
  • 全体として前後に長くなってしまい、取り回しが不便。混雑する町中では乗り回せない。
したがって、手こぎペダルは車椅子に座った状態で、腰から腹の位置で車輪と平行に回すのが望ましい。この構造ならば、装置を小さくでき、必要なら収納もできるだろう。

10:24 午前 in Vehicle | Permalink | Translation powered by SYSTRAN

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