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無用な価値をそぎ落としたスーツを着る
片岡義男の先見日記:「原価で900円のスーツとは」より。
私も安いスーツを着ている(900円じゃありませんよ)。流行のツープライスなどよりは若干高めだが、デパートであつらえるよりは格段に安い。神田付近を中心に展開しているスーツ専門店によく行く(参考)。
片岡氏の言う「安く作られたものは、したがって、価値が可能なかぎり削ぎ落とされたものなのだ。」のうち、そぎ落としてもいっこうに構わないと思えるものに「ブランドタグ(メーカータグ)」がある。
そもそも、海外ブランドのスーツでも本当に海外で縫製されたものはほとんどなく、ほぼ国内で縫製されていると考えて良い。たとえば「神田の店」が扱う生地と縫製工場は某有名海外ブランドと同じであったりする。むしろ、一部の超高級手工芸品を除けば日本の縫製技術が世界一であるから、同じ海外ブランドであっても、日本製の方ができが良かったりする。
ブランド・タグという空虚な価値がそぎ落とされ、スーツ本来の価値であるデザインと機能だけが残ったものを私は選んでいるつもりだ。よほど特徴的なデザインや生地であれば別だが、ベーシックなスーツならば「神田の店」で十分満足できるし、実際満足している。
09:54 午前 in Weblogs |
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