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2022-06-23

ハンドルがガタついて抜けそうな三菱

ビジネス・カレイドスコープ 第15回~身内も敬遠していた三菱の車 - nikkeibp.jp - BP's Eye

「三菱自動車の車を買ってはいけません。この間も、ハンドルがガタついて抜けそうな事件がありました」と。さすがにこの官僚も驚いた。三菱グループ企業の幹部から、こんな話を聞かされるとは夢想だにしなかった。
なくても構わないし、寂しくもないし、ぜんぜん困らない会社や商品というのは悲しい。

そんな見方をすると、今、三菱自動車グループは非常に危ない状況に陥っていると思う。かつての雪印乳業、少し前の浅田農産みたいなもんだ。トラック事業はともかく、乗用車事業は国内に五指に余るメーカーがある。三菱が失われても自動車産業の活性が失われるわけでもなし、むしろ不祥事とリコールを繰り返す同業者に他メーカーには辟易している向きもあろう。

消費者から見ても、愛着を持っている人もいるだろうが、常に第四位以下であった三菱のユーザーは相対的に少ない。パジェロやランサーなど熱烈なファンがいる車種はともかく、他については数多くの選択肢の一つであったに過ぎない。パジェロ、ランサーにしても車種さえ生き残れば――ミニを手放したローバーのように――メーカーはどこでもいいとも言えるだろう。

10:32 午前 in Current Affairs | Permalink | Translation powered by SYSTRAN

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