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2022-06-07
で、ようするに 「骨太の方針」ってなに

分かっているつもりでも、もうあやふやになっている人多くない?なにせ、3年も前の話だから。
ことの始まりは森喜朗
「骨太の方針」初登場は2001年早々。経済財政諮問会議で産声を上げました。議長は森喜朗首相(当時)です。小泉首相の持ちネタじゃありません。
名付け親は宮沢喜一
怪我なく元気にスクスクとの意味を込めて(うそ)名付けたのは宮沢喜一財務相(当時)です。あ、そうそう幼名は「予算大綱」って言います。DNAは同じです。小泉首相は育ての親ですね。
意味がわかんないんですけど
宮沢さんの付けた意味と現在の意味は全然違います。だから、よくわからんのです。当時、民間メンバーが「省庁横断的に重点化すべき歳出項目とその規模等を盛り込んだ『予算大綱』の検討・策定」を提案しましたが、宮沢さんが異議を表明しました。当時の新聞をまとめるとこんな感じです。
予算の概算要求をまとめるのは財務大臣の担当分野だから口出すなって。と財務省幹部から突き上げが。 そこで宮沢さん一言、予算は我々が決めさせて頂く。「そもそもお願いしているのは、骨太の問題を集約し、予算をリードするということだろう」(毎日新聞、当時)。で、「骨太の方針」という表現が出てきました。
現在の意味は「『骨太の方針』決定までの一部始終」を読んで下さい。
だから何?まだわからんけど
「骨太の方針」の”骨太”は”方針”にかかる修飾語じゃないんです。抜けている言葉を補うとこうなります。骨太の問題(やっかいな問題)をまとめて、予算作成の参考資料を作ってくれよ(あんたらじゃ、どーせ無理だろうけど)という、財務省に都合のいい方針
いや、あんた何言ってんの?
すんません。実はよくわからんのです。だって、政府の資料読んでも何にも書いてないし。新聞読んでも、意味が通じないし。 なんつーか、竹中平蔵経済財政政策担当大臣の公式文書(PDF)がコレですよ。わかれって方が無理でしょう。(泣き言)だいちゃんぜよ: 骨太の方針2004(6月4日)へのトラックバック
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