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痛みに耐えよく頑張ったのは誰?
7月26日付けの日経朝刊におもしろい見出しが載った。
「[核心] ご冗談でしょ白書さん――景気浮揚は家計が支え」(2004/07/26, 日本経済新聞 朝刊)
「経済オンチ、日経を読む」さんの本領のような気もするが、おもしろいので書かずにおれない。
「経済財政白書『改革なくして成長なしIV』」において高成長の3つの原因のうち「第二は金融・規制・税制・歳出を中心とする構造改革が日本経済の重しの除去に成果をあげ、民需増加に貢献していることである。」に異議を唱える。小泉政権を持ち上げすぎ、自画自賛ではないかというわけだ。
詳しくは記事を読んで欲しいが、高成長の真の貢献者は「家計」であるという。
リストラ、賃金カット、増収増益でもボーナスなしなど、もっとも「痛みに耐えた」のは家計である。記事ではこれを「弱者からの贈り物」と呼ぶ。
企業業績が好転しようが、銀行が立ち直ろうが、財政が黒字になろうが家計は痛みに耐え続ける。
自分に見合うのは「鉄の斧」だと正直に言った「弱者への贈り物」は、いつの日にかあるのでしょうか。
10:04 午前 in Current Affairs |
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