痛みに耐えよく頑張ったのは誰?
7月26日付けの日経朝刊におもしろい見出しが載った。
「[核心] ご冗談でしょ白書さん――景気浮揚は家計が支え」(2004/07/26, 日本経済新聞 朝刊)
「経済オンチ、日経を読む」さんの本領のような気もするが、おもしろいので書かずにおれない。
「経済財政白書『改革なくして成長なしIV』」において高成長の3つの原因のうち「第二は金融・規制・税制・歳出を中心とする構造改革が日本経済の重しの除去に成果をあげ、民需増加に貢献していることである。」に異議を唱える。小泉政権を持ち上げすぎ、自画自賛ではないかというわけだ。
詳しくは記事を読んで欲しいが、高成長の真の貢献者は「家計」であるという。
リストラ、賃金カット、増収増益でもボーナスなしなど、もっとも「痛みに耐えた」のは家計である。記事ではこれを「弱者からの贈り物」と呼ぶ。
企業業績が好転しようが、銀行が立ち直ろうが、財政が黒字になろうが家計は痛みに耐え続ける。
自分に見合うのは「鉄の斧」だと正直に言った「弱者への贈り物」は、いつの日にかあるのでしょうか。
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男鹿水族館 GAO に市長が?!
男鹿水族館 GAOがオープンしました。

あれ?目の錯覚かな?佐藤市長
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12:35 午前 in Current Affairs |
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改革、なくして、成長なし
改革なくして成長なし
↓最初はこうだったんだけど。
改革なくして、成長なし
↓今はこうなっちゃった。
改革、なくして、成長なし
10:21 午前 in Current Affairs |
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主筆は嘘をつかない。 「知らんものは知らん(びゅんびゅんっ)」
こんな発言があった。
Yahoo!ニュース - スポーツ - サンケイスポーツ:「渡辺オーナー一刀両断!ライブドア・堀江社長を子供扱い」
「もう決着済み。知らない人が入るわけにはいかんだろ。ボクも知らないような人が…」知らないって、アンタ。大新聞社の主筆なのに、知らんの?ライブドア。堀江社長を。
しかーし、主筆は嘘をつかない。知らんものは知らんのだ。(びゅんびゅんっ!)
その証拠を探ってみた。
次の2つの記事検索サービスで、「堀江貴文」を含み、「近鉄」を含まない読売新聞の記事を検索してみた。
Yahoo!ニュース - 新聞記事横断検索 サービス概要
YOMIURI ON-LINE / 記事検索
結果、ゼロ件
そうだ、主筆は嘘をついたわけじゃない。知らんものは知らんのだ。(びゅんびゅんっ!)
読売新聞読者はライブドアとか堀江なにがしなんてのは、これまで見たことがなかったのだ。
04:54 午後 in Current Affairs |
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ハンドルがガタついて抜けそうな三菱
ビジネス・カレイドスコープ 第15回~身内も敬遠していた三菱の車 - nikkeibp.jp - BP's Eye
「三菱自動車の車を買ってはいけません。この間も、ハンドルがガタついて抜けそうな事件がありました」と。さすがにこの官僚も驚いた。三菱グループ企業の幹部から、こんな話を聞かされるとは夢想だにしなかった。なくても構わないし、寂しくもないし、ぜんぜん困らない会社や商品というのは悲しい。
そんな見方をすると、今、三菱自動車グループは非常に危ない状況に陥っていると思う。かつての雪印乳業、少し前の浅田農産みたいなもんだ。トラック事業はともかく、乗用車事業は国内に五指に余るメーカーがある。三菱が失われても自動車産業の活性が失われるわけでもなし、むしろ不祥事とリコールを繰り返す同業者に他メーカーには辟易している向きもあろう。
消費者から見ても、愛着を持っている人もいるだろうが、常に第四位以下であった三菱のユーザーは相対的に少ない。パジェロやランサーなど熱烈なファンがいる車種はともかく、他については数多くの選択肢の一つであったに過ぎない。パジェロ、ランサーにしても車種さえ生き残れば――ミニを手放したローバーのように――メーカーはどこでもいいとも言えるだろう。
10:32 午前 in Current Affairs |
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コピーしていただいただけでも、ありがたや
十分、IT化されてると思いますね。
入力は省力化、出力はそれなりに、という”本来の目的”を果たしているわけですから。
4991枚の資料も ”ありがたい” と思わなくちゃ。
かつて、「政治資金収支報告書」を得ようとした人たちは手で書き写させられたんですから。
コピーしていただいただけでも、ありがたや、ありがたや。
あ、そうそう、「政治資金収支報告書」も粋な計らいで、IT化によって印刷できるらしいですね。
IT バンザイ!
「週刊!木村剛: お役所はITソフトパワーを増強せよ!」へのトラックバック
12:23 午後 in Current Affairs |
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ベルサーチのオーナーは18歳
ベルサーチの創業者氏の姪のアレグラ・ベルサーチ Allegra Versaceさんは18歳。株式の50%を保有する。
アレグラはジャンニの妹、ドナテラ・ヴェルサーチ (Donatella VERSACE)の娘。ドナテラがブランドを受け継いだので、その娘が継承というのはわかるとして、アレグラには兄もいたはず。どこいったんでしょう。よけいなお世話ですが。
10:50 午後 in Current Affairs |
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放火は女性の犯罪かどうか調べてみた
谷垣禎一財務相のお話。
さる6月5日、彼はこんなコメントをした。
若いころ、放火は女性の犯罪だった。男もやりますが、どちらかというと女の犯罪。カッターナイフで首を切るのは女性もやるが、大人の男の犯罪でした。この発言の前に、逸話として「八百屋お七」を例にあげている。
若いころ、放火は女性の犯罪だった。???
ハテ、谷垣さんは何歳?
「歌舞伎のおはなし 第109話 八百屋お七」によれば、天和3年(1683)の事件です。「若いころ」が20代だとすれば、1660年ごろお生まれか。ってことは・・・
340歳!!ヨタ話はこの辺にして、実際どうなの?女性が多いわけ?ということで調べてみました。
【結論:圧倒的に男性の方が多い】

全国統計ではない点や単発の放火を含んでいない点を考慮しても、「放火は女性の犯罪」とは言えないと思いますが、いかがでしょう。
09:55 午後 in Current Affairs |
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不肖・宮嶋の上官・橋田氏、襲撃される
不肖・宮嶋の上官どの、襲撃される!

心配だ。国内ソースはスカスカ。どうして?AlltheWeb で検索した方がマシだ。
AlltheWeb.com: News results for "iraq hashida ogawa"
02:25 午後 in Current Affairs |
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なかにし礼の話と自己責任論
いわゆる「自己責任」問題について、作詞家なかにし礼氏だったと思うが、第二次大戦後の満州と比較してを話していた。
旧日本政府は満州に数百万人の日本人を置き去りにした。
今回、イラクにたった3人(+2人)を置き去りにしようとする世論があった。
この2つはどこかで関係があるのではないか?というのだ。満州に置き去りにしたのは数が多すぎたからではないのではないか。だって、たった3人でさえ放っておけという世論があったのだから、この国は国外の同胞に対して、非常に冷淡なのではないか、という話だった。
そうなのかも知れない。ドミニカ移民の話もある。なぜなんだろう?
10:00 午前 in Current Affairs |
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Winny開発者 「挑発的態度」で逮捕
Winny開発者の逮捕劇はtechdirtでも報じられた(Japanese File Sharing System Creator Arrested For Copyright Violation)。
アサヒコムによると「著作権法への挑発的態度」が逮捕理由 京都府警」ですって。なにそれ。職質に抵抗したみたいなもんかね。
「著作権法違反の幇助」なんてヘンテコな容疑で有罪にできるんでしょうか。
もし有罪だったら、複写機メーカーを訴えてもいいの?って感じ。
目のつけどころが鋭い製品なんか、コピー中のデータを暗号化し、コピー後に証拠を素早く消去するんですよ。←こんな書き方すると、変な製品に聞こえるでしょ。もしこれが著作権のある書籍の複写に使われたとすると・・・。
06:37 午後 in Current Affairs |
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坂本龍一 「自己責任だって?2」より
「日経ネット:イラク人質事件の3人、198万円支払い」
本気だとは思いませんでした。政府は何考えてんですかねえ?
酔っぱらいが、「おう、あの三人の帰りの飛行機代はタダか?」って飲み屋でくだまいているんじゃないんですから、そういうアホなことを本気でしないで下さい。
先見日記:坂本龍一「自己責任だって?2」から引用します。
ある日、首相官邸にテロリストが入り、K首相を人質にしてたてこもった。さらに、逆から考えれば、あらゆる犯罪者は捜査費用を負担しなければならない。
警察と自衛隊が出動し、事件は事なきを得、K首相は解放された。
しかし、この場合K首相は、一国の首相であるのに人質になるとは注意、警戒不足だった。
「自己責任」があるので、警察と自衛隊の出動コストを払え、と言われるのだろうか?
そんなにせこい政府なら、もっともっとせこくなって欲しい。そして何もかも実費負担にすべきだ。そのかわり税金は納められない。なぜなら行政サービスは受けたい人だけ受ければいいのだから。
それは普通、無政府状態という。
04:36 午後 in Current Affairs |
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三菱自動車がダイムラーに見放されちゃったよ
「三菱自支援打ち切り、独ダイムラー増資応じず――再建策、一転白紙に」(2004/04/23, 日本経済新聞 夕刊)
ついに来たか、という感じ。いつまでも黙ってるわけないよなあ。
04/13付け毎日エコノミスト「三菱ふそうタイヤ脱落問題」では持丸強志氏(大和総研)がこう書いている。三菱自動車の業績に与える影響について、
しかし、今回の一連のハブ破損・リコール問題に限って言うならば、その影響は極めて限定的と言えるだろう。生産財であるトラックと、消費財である乗用車では、使用用途が全く異なっており、購入ユーザー層も根本的に違う。そうだろうか、と思う。
2000年のリコール隠しは消費者の深層心理に残っている。2年後、横浜の事故が起こり、みな「かなり疑わしい」と思っていた。さらに2年後、結局設計ミスを認めリコールを実施する。直後の4月9日には軽自動車でも脱輪事故を認め、8万台のリコールを申請している。これだけ立て続けに新作を発表されては、忘れるものも忘れられない。仏の顔も三度まで、いわんや悪人をやである(←意味不明)。
さらに、三菱ファンを除く車好きはランエボ(ランサー・エボリューション)やパジェロ・エボリューション、古くはGTO、FTOのようなカッコだけ、都会で意味なくヘビー・デューティなモンスターマシンに懐疑的な目を向けていた。三菱ファンのなかにさえ、シグマを廃版にしたり、ギャランさえ廃版を検討するような意味不明の戦略に嫌気をさすものもいた。
いいかげん、どうでもいいやと思い始めたころ、ダイムラーと提携し、何をするのかと思えば、世界戦略車が「コルト」である。
つい先週の記事では今度はパジェロやディアマンテを廃版にするという。
何がしたいんですか?もうわかりません。
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マヌケな国民年金保険料未払い3閣僚
<国民年金>3閣僚が保険料を未納(Yahoo ニュース:毎日新聞)
「21年間払っていない中川氏は悪質。政府は法案を出す資格はない。(未納の)閣僚を辞めさせるか、法案を出し直すかだ」(野田佳彦・民主党国対委員長)中には払っていない代議士もいるだろうとは思っていたが、閣僚までもとは。払っていなかったのはこの3人。
名前と職務 | 未払い期間 |
---|---|
中川昭一経済産業相 | 21年間 (悪質) |
麻生太郎総務相 | 3年10カ月 (切り替えミス?) |
石破茂防衛庁長官 | 1年5カ月 (社会保険庁のミス?) |
江角マキコの未払い問題が発覚したのが、3/22。おそらく全員が自身の状態を確認したと思われるが、その後一カ月の間発表しなかったのも、倫理観を疑う。江角マキコの時の反応はこうだった。
福田官房長官・・・「おかしな話」「ちょっと間抜け」
坂口厚労相・・・「緊張感を持ってやってほしい」
民主党菅直人・・・「重大な問題」「江角マキコさんを国会に呼んで事情を聞く」
まったくである。かなりマヌケ。はっきり言って、緊張感のないアホウである。
江角に対しては「ギャラを戻せ」という声もあったが、彼らの方が悪質だ。保険料を未払いでも年金について議論し、給料をもらう資格があるのか?そんな甘い国なのか、この国は。
01:51 午後 in Current Affairs |
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お客様に不快感を与えない人種は?
朝日新聞に載った記事「[be Report] カラー、基準は色々 意見多様で企業悩む」(2004/03/20, 朝日新聞 朝刊)(asahi.comのページ)ですが、いまだにそういうこという人とか企業とかあるんだなぁというのが、感想。
都内の老舗(しにせ)百貨店関係者も言う。「たしかに人権侵害すれすれの危うさがある。しかし、ヘアカラーを嫌う顧客にも姿勢を示さなくてはいけない。微妙なバランスを保ちながらの判断なのです」すれすれってゆうか、アウトじゃないの?まあ、日本だから許される議論かもね。たとえば米国だったら、そもそも基準が”黒”じゃないからさ。
イメージはベネトン (Benetton)(日本のサイト)の広告ですが、この多様さを見てください。どれか不愉快な髪の色ってありますか?
「戸別訪問をした技術担当者が、『髪が茶色い』とお客様からおしかりを受けた。お客様に不快感を与えない色はありますか」(ガス会社)お客が言えばなんでも従うのか?ということだと思うんですよね。あるいは、何でもお客のせいにしてませんか?と。
「『肌が黒い』とお客様からおしかりを受けた。お客様に不快感を与えない人種の肌の色はカラースケールで何番までですか」
(なんか、ひさびさにマジなエントリーなんで緊張するなぁ。)
10:17 午前 in Current Affairs |
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電気窃盗事件の弁護論
駅の電気、パソコンで無断拝借…会社員を書類送検へ(Yahoo!ニュース - 社会 - 読売新聞社)
ときどきニュースになる盗電ですが、その歴史は古いようです。
ただし、「刑法(明治40年)第2編第36章 窃盗及ヒ強盗ノ罪」にわざわざ「第245条〔電気〕 本章ノ罪ニ付テハ電気ハ之ヲ財物ト看做ス」とあるように、はじめは電気は物ではないと主張する者もあったようです。
電気は物ではないという主張とともに電気窃盗事件(1901年)で主張された論におもしろいのがあって、関心します。
「雑記草 010116」によると、
電線を伝わって電流が流れ込むのであるが、他人の家から自分の家に入ってきた電流は必ず同じ分量出ていく。キルヒホッフの法則である。出入りする電子の総量も同じはずである。やるじゃん、弁護士。
あ、でも充電しちゃダメかも。
01:08 午後 in Current Affairs |
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